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2013/08/01(Thu)2013年3月の釣り。

 このブログ、振り返れば3月半ばで更新が止まっていました。というわけで……夏休みの最終日に書き上げる日記よろしく……この半年あまりをのんびり振り返ってみようと思います。

 
 3月もいろんなお客さまが十勝に来た。
 月末にさしかかった頃には古い友人が一人十勝に釣りに来て、ムツオと二人でガイドした。月末にもなれば十勝川本流の春アメマス釣りはひと段落する季節だから、少し足を伸ばしていろんな川に遊びに行った。

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友人のサオに掛かった1尾は80センチはあろうかという大もので、80ヤードくらい一気にバッキングラインを引き出して下流にとん走した。アメマスにはこんなに走るヤツもいるんだと素直に驚いた。北の海との往来を感じさせてくれた1尾だった。

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こちらは標準サイズ。そばにいたムツオが難なくランディング(上)。時間をかけて丁寧に回復させてからリリースした(下)。

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夕暮れ時はライズの釣りを楽しんだ。サイズ22番くらいのクロカワゲラらしいストーンフライが集中羽化し、川のあちこちでライズが始まった。

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3月も終わりになると十勝の川のあちこちで雪代の声が聞こえ始める。場所によっては雪代が遅く増水していない川もあるから、ニジマス釣りにもいった。友人が掛けた1尾はまさに見事で、ティペット強度ギリギリまで締込んだリールを逆転させて走りに走り、合計で90ヤードほどをずぶ濡れになりながら追いかけた。けれど……残念ながら最後の最後でラインブレイクに終わった。3人で川っぺりの土手に座り込み、顔を見合わせて笑った。推定60センチくらいあった。上は友人がどうにか手にしたホウライマス。ニジマスより力強い気がするのは気のせいだろうか。


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こちらは本流の春アメマス。3月の半ば、ドピーカンで強風。そんな日のド日中に釣れた1尾。テイクも明瞭でとても印象ぶかい1尾になった。ツーハンド遊びにふさわしい体躯と顔つき、しかもかなり回復して肥った個体。こんな魚が釣れるから春の本流遊びはやめられない。


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3月の終わりにもなればあちこちの川で釣り人も姿を見ることもしばしば(上)。風もなく麗らかに晴れた日にはニジマス釣りに行った。こちらはホウライマス。肌艶はピッカピカ、砲弾型に丸々と肥った魚体がたまらない。こんなニジマスは推して知るべし。走るのです(下)。

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次回は2013年4月の釣りです。

2013/03/24(Sun)3月、稲見一郎さんHさんお二人のニジマス釣り。

 2月にイチローから電話がきた。
 イチローといってもあのイチローじゃなくてこっちのイチロー。東京は水道橋でプロショップ「ハーミット」やってる稲見一郎さん。
 
 稲見さんとは1996年だったか、モンタナやアイダホを一緒に釣り歩いた友人……というかトーキョーの兄貴というか、そういう存在だ。
 その旅は、今や名実ともに日本のフライフィッシング界の教授になっちゃった郷里熊本の先輩Hさんもいて、ぼくを除けば兄貴二人豪華な顔ぶれのアメリカ釣り旅だった。
 デビューズやアームストロングなとの川を釣る時は、リビングストンの町にある「ダン・ベイリー」でかの地の敏腕ガイドの一人、ポール・タンキスにガイドをお願いした。ポールはランチタイムになるとストーブを出し、手際よくパテを焼いたりしてくれた。クライアントであるぼくらへの接し方はもちろん、ライズする魚にキャストするフライパターンの順番と意図、フライを着水させる位置の順番やその意味など、ガイドのすべてに、静かに鮮烈に感じ入った。

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1996年モンタナにて、ガイドのポール・タンキスと若かりしわたくし。当時の愛機はニコンF3。シムスはお決まりのネオプレーン。キャプリーンはライトウエイトの白。見ためスケスケ調肌着ふうで不評でしたが機能的にはサイコーでした。Photographed by Ichiro Inami.


 二人と一緒のあいだ、ぼくと稲見さんはモーテルの同じ部屋に泊まった。毎晩ゲラゲラ笑いしたことと、稲見さんが大阪のどっかの人形に似ている人だなと思ったこと、釣りが滅法たのしかったことくらいしか今となってはよく覚えていない。

 後にぼくが神保町にある出版社で編集の仕事をはじめてからも、職場と彼の店は近かったから、稲見さんの自慢のフネだった「世捨て丸」で東京湾奥のシーバスを追い回したり、三浦でおおぜいの仲間とボラ釣りをしたり、オフショアでシイラやカツオを釣ったりして遊んだ。どれも東京時代の楽しい思い出だ。
 なんかセンチメンタル……か?




 3月、稲見さんとHさんが十勝に来たのは、気温も月も潮もアゲアゲ調子の時。強運に加えてそのあたりは手練れだからいっさいの抜け目はない。前々日から吉原さんの「ロッジラッキーフィールド」に泊まり、本流の春アメマス釣りでいい思いをしたというし途中から合流した突貫釣行のHさんは実釣は1日のみ、手持ちはシングルだけだったから、頭を切り替えることにした。
 当日は朝からどんより重い曇り空。雪が降り始める。寒くはない。



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川の釣りがほぼ初めてというHさん。でもキャスティングがうまいからこのとおり。Hさん、キメてくれてありがとうございました!



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こういう絵に言葉は不要です。



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イチロー2投め。どこでもなんでもよく釣る人。しかもポーズがキマってるんです。



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クロカワゲラ#18〜20。本州各地ではおなじみの虫。雪どけの季節の伏兵。必要なのはアダルトとウイングが伸びて水面に張り付いたトラップドのパターン。



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ユスリカの脱皮殻もいっぱい。アダルト、ピューパ、ともに捕食されてます。フロータントもお忘れなく。



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水道橋のイチロー、面目躍如の1尾。もう、すんごい引き。スィープさせての追いアワセ、お見事でした。



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誰もいない雪景色がいい。イチローさんの笑顔がいい。そして、オンタのマスの姿形がいい。Hさん、稲見さん、またいらしてくださいね。







 
 
 

2013/03/12(Tue)2013年2月の釣り。

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本流用のリールがありえんミスでぜったい絶命。ネジを買った。



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ガイドのムツオも”だぼはん”で夕暮れにたそがれる。



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早春の本流は行きも帰りもスノーシュー。MSRブランドはやっぱりピカいち。



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今日も一日、よく遊びました。





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弊社ガイドサービスの気のおけない友人にして本流ヲタク、ニックネームはHT(巨漢です)。横たえても起きちゃうとこがイワナの仲間ですね。かわいい。




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2月なかばになって春アメマスが釣れはじめた。どんなになだめすかしてもカメラに頭突きするコ。



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吠えるコ。



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シュートした瞬間、ラインはシューティングライン15ヤードばかりをつけたまま、彼方に消えていきました。ランニングの”タカ切れ”は生まれて初めて。原因はキンク&ガイドの氷。凍らないガイド、どなたか対策品を作ってくれないでしょうか。




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HTの1尾。身長2mにちかいHTがもつと、50センチ台にみえるけどかなりよいサイズ。




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晴れた日に釣れてくれた春アメマス。十勝の春はここから始まるのであります。




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ワタシの今シーズン1尾めはこのコだったように思います。そう思えていればいいのです。




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ニジマス釣りにも行きました。支流をシングルで……は雪代がおさまる初夏からでもいい。この季節だからツーハンドで遊ぶのが楽しい。




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いぶし銀どうし。




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悪くないサイズなのに顔はあどけない。元気いっぱいで真っ赤っか。




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ドラグをギャ〜と鳴らして最後まで抵抗した1尾。コンデジの画角を標準にして、魚から距離をとる。周りの景色も入れて、寄りすぎないよう、寄りすぎないようにただ淡々と撮る。現像も淡々と、潰さず飛ばさず。小細工アプリのたぐいは使わずにストレートフォトグラフィでいく。けして派手さはありませんが、さすれば、魚の雰囲気というのが出てくるような気がするのです。ごくたまにですが。




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2月1日だった。ぬらりとアタリがでて下流に遁走した泣き”ななまる”。夕暮れ時だったせいか手の感覚がどんどんなくなって、撮影後はしばらくのあいだ手を”開いて結んで”運動で血行を回復した。都合二分割でどうぞ。まずは頭のほうから。もう……ちょ〜……イケメン。




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無言にして雄弁。写真は被写体がすべて、なのかも。


2月は十勝の本流がめざめる季節。例年半ばにもなれば、氷が開いて川に入ることができる。

ねらうのは、春の本流アメマス、ニジマス、ほか、場所により運がよければイトウも。今年はすでに、アメマスねらいをしていた人のサオに90センチ台と1m越えのイトウが釣れている。

本流の春アメマスの釣りは例年2月半ばに始まり、3月下旬〜4月上旬まで。



 ツーハンドの釣りに病膏肓のみなさん、犀川や天竜、利根川、高原川や魚野川、果ては九頭竜川など各地の大河にプチ遠征してがんばるのも楽しいですが、たまには資源量のゆたかな十勝にいらしてください。たくさんの魚が、フライやドリフト、ラインシステムに課題を出してくれます。
 釣りですから、何がよいのか、何が悪いのかを意識して実践しなければなりませんが、失敗するのも答えを見つけるのも、魚がたくさんいてこそ! です。弊社ガイドはツーハンドロッドによるアメリカ西海岸のスティールヘディングの経験もございます。ガイドの依頼はもちろん、準備段階でのタックルのご相談、フライパターンやラインシステムの悩みなど、なんでも承ります。お気軽にご連絡くださいませ。

2013/03/10(Sun)十勝の早春、Mさんのアーリー3月。


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On the road again.




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まだ冬景色の十勝に、一人でやってくるMさんが好きだ。



情報とか時勢とかもろもろの、そんなんじゃなくて、
一人でものごとを鑑みて、
一人でしずかに決断をくだして、
一人でぐいと行動する。
そういう”あたりまえ”の男が好きだ。


初日暴風雪。二日め暴風雪。
風速は13メートルあって、
十勝川の川面で初めて目にするウサギがはねてた。
Mさんのツーハンド・ロッドは、
天に向けて立てることすらかなわなかった。



青島幸男もこう書いてるじゃないか。

あせることないさ
あせることないさ
自分に言いきかす
「明日があるさ」作詞:青島幸男 作曲:中村八大




本日のワタクシ、ちょっとこういう気分……とはいえ……、
いささか照れるナ。

いじょう、男の告白でした〜。




Mさん、次は初夏ですね。お待ちしております。

追伸:3月2日、3日の暴風雪により、道内ではたくさんの方が雪にかかわる事故でお亡くなりになりました。謹んでご冥福をお祈り申しあげます。





2013/02/16(Sat)2月、東京のMさん、厳寒期のニジマス釣り。

厳寒期の十勝はふつうに寒い。
なかでも1月から2月いっぱいまでがいちばん寒い。
2月上旬、渋谷のプロショップにいる友だちの紹介でトーキョーシティからやって来たMさん。

初めての北海道。初めての十勝マス釣り旅。
冬の旅は素敵だ。なんてったって観光バスがいないし団体さんもいない。
静かにじんわり十勝を味わうことができる季節。

Mさんのホントのお目当ては本流の春アメマスだったんだけど。
積雪と寒気団には逆らわないのが吉ってもん。


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お弁当も入れたし温かいスープの入った魔法びんも入れた。


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2日前は大雪だったけどガイドの日はドピーカン。運をもってる男。


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ベストもパックもなし。フライボックスは一つだけ。


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川にはだあれもいないのです。冬の釣りを独り占め。


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あれはマクロレンズだったのですね。

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やりますMさん。尾ビレで上がった水しぶき、水面のキラキラがまぶしい。もう春なんでしょうか。


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ツーハンドでのぞんだ夕暮れどき。ライン先端が斜め下流にスッと動いた。Mさんの手もとに感触だけを残して、大きなマスは深みに消えていった。


 後日知ったのだけど、残りの二日間、2月の十勝を一人で釣ったMさん。日々のルーティン業務のように必ず毎日1回、川の堤防やら土手やらで車をスタックさせ、とんでもない思いをした。毎日釣りの時間はなくなったけど、幸いなことにも通りがかりの人に救出された。よかったよかった。
 冬の十勝、新雪の積雪のある日に車高の低い車であちこち釣り歩くのはちょっと危ない。ご注意ください。たとえ川っぺりまで距離があっても、スノーシューはいてアクセスするのが賢明だ。
 いそがば回れ。真冬の定石です。

Mさん、3月にふたたびお会いしましょう。
次回は春アメマスの盛期ですね。楽しみです。

プロフィール

POROSHIRI FLIES & GUIDES

Author:POROSHIRI FLIES & GUIDES
北海道・十勝の中札内村に拠点をおくフィッシングガイド・サービス「ポロシリフライズ&ガイド」代表。十勝について、日々の釣りについて綴ります。「フライロッダーズ」誌(地球丸刊)でも撮影活動中です。

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